6月の表粋会の活動報告です。
8月に開催が迫る「第3回 掛軸と絵画の未来展」、
6月5日は、その作品の提出日でした。
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1月に各自が担当する画を決めてから、早5か月。
各々趣向を凝らした掛軸が集まります。
他の会員がどのように仕立てたのか、一同興味津々です。
掛軸は、パッと見た時の色や形ももちろんですが、
じっくり観察することで、裂の持つ質感や、
表具師がどのような意図をもって材料を選び、仕立てたのか、
など、より深く味わうことができます。
画、表具ともに、他では見ることのできない意欲的な作品が揃う、
掛軸と絵画の未来展、ご来場をお待ちしております。
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さて、今月はこの他に2つ作品展のご案内です。
1つ目は、銀座にあります、
ひのつみ画廊さんにて、
2022/6/7日(火)~18(土)まで開催されております、
企画展「表具師がつなぐ世界」。
第1回、第2回の掛軸と絵画の未来展に出展した作品の
一部が展示されています。
2つ目は、
表粋会員の多くが所属しております、
(一社)東京表具経師内装文化協会主催の作品展、
「第65回表装・内装作品展」。
2022/6/15(水)~21(火)に、
東京都美術館1階 第1展示室にて開催されます。
コロナ禍により、2020年、2021年と開催を見送っており、
実に3年ぶりの開催です。
詳細はこちらをご覧ください。
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