掛軸と絵画の未来展に参加された画家さんのプロフィール紹介、
第2弾です。
今回は、ネルソン ホー イー ヘン さん。
多摩美術大学 絵画学科(日本画専攻)を卒業されました。
1998年、マレーシアのお生まれです。
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過去の受賞歴はこちらです。
【2021年】
「第17回世界絵画大賞展」・協賛社賞、世界絵画大賞展実行委員会、東京
「第80回記念日本画院展」・入選、一般社団法人日本画院、東京
International Modern Art Exhibition 2021・奨励賞、国際現代美術家協会、東京
「公募 -日本の絵画2020- 」・入選、永井画廊、東京
【2020年】
長亭GALLERY企画展・入選、東京
【2016年】
「傳承·愛」第3回全国中高生クリエイティブイラストレーションコンテスト大賞、Zoom Creative創意窩、マレーシア
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その他、下記の作品展にも出展されてきました。
◎個展
【2021年】
「毎日、君に手紙をかいてあげる」haydEn Tokyo、東京
【2020年】
「見ぬが花 not seeing is a flower」PULPLISM、東京
◎グループ展
【2022年】
「Young Blood Vol.II」The Holy Art Gallery、ロンドン
「美術学部卒業制作展」多摩美術大学、東京
【2021年】
「第6回日本画院と山梨の日本画展」山梨県立美術館、山梨
「第17回世界絵画大賞展」東京都美術館、東京
「colors in sight」Gallery 201、東京
「第80回記念日本画院展」東京都美術館、東京
「第46回 i.m.a.展」東京都美術館、東京
【2020年】
「命展」長亭GALLERY、東京
【2019年】
「いただきます」Mintakaギャラリー、東京
【2018年】
「万華鏡」Mintakaギャラリー、東京
【2016年】
「藝桩眷恋」韓江体育館、マレーシア
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そんな ネルソン ホー イー ヘン さんに、掛軸・日本画についての考え方、今後の創作活動についてお聞きしました。
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日本に来る前に、「日本画」という言葉を初めて聞いた時、一体どんな絵なのかと考えた時は、浮世絵、水墨画、掛軸などが思い浮かびました。
しかし、日本画に関する本やネットブログを読むと、キラキラと輝く美しい岩絵の具を使い、日本の伝統美術に触れながら今を創造することのできる、さまざまな魅力が詰まった絵画なのだと分かり、興味が湧きました。
大学に入ってから、実際に自分で日本画を描いたことで、今まで以上に日本画の魅力をわかるようになった気がします。私が一番感心したことは、日本画は自然の素材や技法を用いることはもちろん、自分自身により豊かな風土と文化の表現と独自の美意識を表わすことができるということでした。マレーシアと日本では美的感覚に違いがあります。マレーシアはインド、マレー、中国など三大民族がいる民族構成が極めて複雑な国で、宗教や文化、美術などでの衝突が多いです。対して日本は、日本人独自の純粋な美感を追求する感覚があると思います。
さらに、周りの友達が山水、花鳥などをテーマにして、写真を見ながら描く人ほうが多いですけど、自分は目に見えない不思議、言葉にならない感覚という絵を描きたいです。例えば、捕鯨再開とか、最近流行っているタピオカとか、LGBTQなど、「今の世界なにが起こっているかな、画面にしたら、面白いかも」という作品の構想を練るのが好きなので、ニュースとツイッターを見て、自分で感じながら絵を描きます。
私は留学生として、日本の純粋な美的感覚と伝統美術を学び、自分自身を合わせて、日本に留学するマレーシア人である自分にしか表現できない日本画を世界に見せたいと思っています。
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ネルソン ホー イー ヘン さんの
過去に制作された作品はこちらです。
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ネルソン ホー イー ヘン さんの軸画が見られる
「第3回掛軸と絵画の未来展」、どうぞご期待ください。
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