12月の表粋会

年内最後の表粋会、前回に続き、

古い掛軸や巻子の修復について、勉強会をしました。

現状の作品について、折れや汚れ、欠損がある箇所などを

細かく確認し、記録を取ります。

自分では気づけなかった小さな染みも、

他の人の指摘でわかったりもします。

いろいろな人の視点を加えることは大事ですね。

一方では、屏風の制作作業。

白と紺の和紙の市松張り。

伝統的工法と材料に基づいての施工をしています。

年が明けると、いよいよ「第3回 掛軸と絵画の未来展」に向けて

本格的に始動してまいります。

その辺のご報告もしてまいりますので、どうぞご期待ください。

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