掛軸と絵画の未来展に参加された画家さんのプロフィールをご紹介していきます。
今回は、古屋湖都美(ふるや ことみ)さん。
東京造形大学大学院造形研究科造形専攻美術研究領域の所属です。(2022年6月時点)
1997年、東京都生まれ。
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過去の受賞歴はこちらです。
【2022年】
2021年度東京造形大学卒業研究・卒業制作展 ZOKEI賞受賞
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その他、今後と過去の作品展の情報です。
◎今後の展覧会の予定
個展「 タイトル未定 」2022.09.06(火)〜09.11(日)( JINEN GALLERY )
◎個展
【2017年】
「ニューアルバム」( GalleryKAZANE風音 )
【2020年】
「夏から冬がクロールでやって来る」( JINEN GALLERY )
【2021年】
「かがる、そのうち解く」( JINEN GALLERY )
◎その他展覧会
【2014年】
第44回公募展「純展」入選 ( 東京都美術館 )
【2016年】
東京都立総合芸術高等学校 第4回卒業制作展 ( 東京都美術館 )
【2017年】
3人展「揺れる揺さぶる揺れあう」揺揺揺-ゆゆゆ-展 ( YOYOGI ART GALLERY )
【2018年】
グループ展「五美虫展2018」( TAKAO 599 MUSEUM )
3人展「サーモ」(mime)
【2019年】
CSLAB EXHIBITION「SLIDE Vol.01」( ZOKEI GALLERY )
3人展「サーモ #2」( イエローハウス日本橋 )
【2020年】
絵画専攻領域3年 絵画b授業成果展 ( 東京造形大学内 CSギャラリー )
【2021年】
グループ展「どこへ行ったの、半透明。where is the Ghost?」 ( 貸し民家プライベイト )
【2022年】
2021年度東京造形大学卒業研究・卒業制作展 ZOKEI賞受賞 ( 東京造形大学 )
令和3年度第45回東京五美術大学連合卒業展 ( 国立新美術館 )
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そんな古屋湖都美さんに創作活動についてうかがいました。
古屋さん
「私の作品はペインティングした布に糸を通してしわを寄せるようなスモッキングを施しています。私は制作中に、素材とのやりとりや手作業の中で起きる描く、描く、縫う、編むといった連続的な行為の中で、作者が素材につくらされているかのような感覚、あるいは行為と別の感覚的記憶とが結びつことを試みています。
また、描かれる色彩や線は構造を作る目印の役割を担います。整列されたグリットと感覚的な絵の具の筆致、手仕事のために規制された糸をとる長さ、そして留められた形は物理的に定まらない、、
木枠から外された布ではなく、自ら決めることのできる絵画の構造の手立て、絵画的な作品の中で新たな方法を探しています。
形の留められた姿の構造を知ることは、目に映っていただけの世界の奥行きを知ることと考えられ、奥行きを思考する手段として機能することが私の作品に対する願いです。」
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過去に制作された作品はこちらです。
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そんな古屋湖都美さんの軸画が見られる
「第3回掛軸と絵画の未来展」、どうぞご期待ください。
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