今月の表粋会は、裏打ち作業と屏風の下張り作業を行いました。
屏風やふすまの下張りには、写真のような反故紙と呼ばれる紙が使われていることがあります。
要はいらなくなった紙のことなのですが、大福帳や借金の借用書、役所の書類、手紙や落書きなど、いろいろなものがあります。
良質のものはとても強度があり、下張りに最適とされています。昔は当たり前に使われていて、簡単に手に入れることができましたが、今やとても貴重な紙といえます。
よくよく見ると、結構な個人情報が書かれているものもあったりして、読み始めると止まらなかったりします。
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