年内最後の表粋会、前回に続き、
古い掛軸や巻子の修復について、勉強会をしました。
現状の作品について、折れや汚れ、欠損がある箇所などを
細かく確認し、記録を取ります。
自分では気づけなかった小さな染みも、
他の人の指摘でわかったりもします。
いろいろな人の視点を加えることは大事ですね。
一方では、屏風の制作作業。
白と紺の和紙の市松張り。
伝統的工法と材料に基づいての施工をしています。
年が明けると、いよいよ「第3回 掛軸と絵画の未来展」に向けて
本格的に始動してまいります。
その辺のご報告もしてまいりますので、どうぞご期待ください。
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